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白木の部屋Vol.6【全集中の呼吸によるコンディショニング】

こんにちはSPORTS+トレーナーの白木です。

アニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」がスタートし、

またまた鬼滅の熱が高まっているのではないでしょうか?

私もしっかりアニメを見ておりますが(笑)

今回は、そんな鬼滅の刃からお話しさせて頂きます。

鬼滅の刃の序盤で炭治郎が身につけた

全集中の呼吸、そして全集中・常中があります。


全集中の呼吸は、新陳代謝が活性化し、

増大した肺活量に肉体が対応し身体能力が

さらに向上するそんな呼吸となっていました。

人の呼吸は、主に横隔膜が行なっています。

横隔膜の起始停止

横隔膜は

  • 胸骨

  • 肋骨内面

  • 腰椎

から始まり

  • 腱中心

と呼ばれる腱膜に付着します。

横隔膜のドーム


横隔膜はドーム状の形になっており、

ドームの高さZOA(Zone Of Aposition)と

呼ばれる空間があります。


この高さがあることで、

正しい呼吸ができるようになっています。


横隔膜の収縮

呼吸が行われる仕組みとしては、

まず胸骨/肋骨内面/腰椎が固定点となり、

ドーム(腱中心)が下がり腹腔が広がります。


その後、腱中心が固定点となり、

肋骨/胸腔が広がります。


肋骨の側方拡張

横隔膜が正しく動くことで、

空気が取り込まれます。


しかし、肋骨の外旋(反り腰)が

あるとドームが下がり、

呼吸が浅く早くなるような

エラーが起こります。


このことから姿勢が崩れた状態では、

正しい呼吸が行われにくいと言えます。


吸気は交感神経にアクセス、 呼気は副交感神経にアクセスするため、


早く浅い呼吸は、交感神経を優位にしていきます。


交感神経→戦うor逃げる
副交感神経→リラックス、回復

自律神経には、上記のような役割があるため、

常に交感神経が優位になると、

回復という面においては不利な状態になります。


上記のような役割があることから呼吸を制する、

コントロールすることこそが全集中の呼吸なのではないでしょうか?

そのためにも、呼吸や姿勢の改善というのが必須になりますね。


SPORTS+のパーソナルトレーニングでは、

身体の状態を評価して、皆様の目標達成に向けて

サポートさせて頂きます。

体験は、¥3,300/50分で行なっております。

会員の情報に関しては、下記をご覧下さい。





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