こんにちはSPORTS+トレーナーの白木です。
アニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」がスタートし、
またまた鬼滅の熱が高まっているのではないでしょうか?
私もしっかりアニメを見ておりますが(笑)
今回は、そんな鬼滅の刃からお話しさせて頂きます。
鬼滅の刃の序盤で炭治郎が身につけた
全集中の呼吸、そして全集中・常中があります。
全集中の呼吸は、新陳代謝が活性化し、
増大した肺活量に肉体が対応し身体能力が
さらに向上するそんな呼吸となっていました。
人の呼吸は、主に横隔膜が行なっています。
横隔膜は
胸骨
肋骨内面
腰椎
から始まり
腱中心
と呼ばれる腱膜に付着します。
横隔膜はドーム状の形になっており、
ドームの高さZOA(Zone Of Aposition)と
呼ばれる空間があります。
この高さがあることで、
正しい呼吸ができるようになっています。
呼吸が行われる仕組みとしては、
まず胸骨/肋骨内面/腰椎が固定点となり、
ドーム(腱中心)が下がり腹腔が広がります。
その後、腱中心が固定点となり、
肋骨/胸腔が広がります。
横隔膜が正しく動くことで、
空気が取り込まれます。
しかし、肋骨の外旋(反り腰)が
あるとドームが下がり、
呼吸が浅く早くなるような
エラーが起こります。
このことから姿勢が崩れた状態では、
正しい呼吸が行われにくいと言えます。
吸気は交感神経にアクセス、 呼気は副交感神経にアクセスするため、
早く浅い呼吸は、交感神経を優位にしていきます。
交感神経→戦うor逃げる
副交感神経→リラックス、回復
自律神経には、上記のような役割があるため、
常に交感神経が優位になると、
回復という面においては不利な状態になります。
上記のような役割があることから呼吸を制する、
コントロールすることこそが全集中の呼吸なのではないでしょうか?
そのためにも、呼吸や姿勢の改善というのが必須になりますね。
SPORTS+のパーソナルトレーニングでは、
身体の状態を評価して、皆様の目標達成に向けて
サポートさせて頂きます。
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