こんにちは、トレーナーの白木です。
今日は、「女性の日」となっています。
1946年に戦後初の総選挙にて、女性初の参政権が行使された日を記念した日となっています。
男女平等や最近では、ジェンダーレスという言葉をよく耳にします。
男女平等な機会を与えることや多様性のある付き合い方は、非常に大事なことなのかなと思います。
しかし、身体の構造やホルモンに関しては、分けて考えなければいけません。
という事で、今回は女性の日にちなんで、女性のヘルスケアに関して考えていきたいと思います。
女性特有のことというと‘月経’に関することが挙げられるのではないでしょうか。
月経は、約1か月周期で起こる子宮内膜からの定期的な出血のことをいいます。
子宮の収縮ですので、痛みは多少あるようですが、日常生活や仕事に支障をきたすほどのものではないのが本来のようです。
様々な文献があるようですが、
約7~80%の方が月経に対しても悩みを持っているようです。
たしかに、クラスの子を見ても何もない人もいましたが、痛みが辛そうな人や本当に動けないくらい痛そうな子がいたなと思います。
これらの問題は、
・エストロゲン過剰
・炎症性プロスタグランジンの過剰
・子宮の過収縮
・子宮口の狭小
上記によって引き起こされますが、姿勢や栄養状態によって起こってきます。
・エストロゲン過剰
エストロゲンは、体内でつくられたあと肝臓で分解され、尿中に排泄されます。
脂肪肝があったり、ビタミンB6やマグネシウムの不足によって分解がされず過剰になって
しまいます。
また、エストロゲンには、抗炎症作用があるため、慢性的な炎症やストレスをかかえていると生成が促進されます。
・炎症性プラスタグランジンの過剰
プラスタグランジンは肥厚した子宮内膜が剥がれ落ちる際にから分泌され、子宮やまわりの平滑筋を収縮させます。
子宮内膜を厚くするのはエストロゲンの働きであり、前述したようにエストロゲンが過剰になると、プログラスタンジンが過剰になります。
ここで注目すべきは‘炎症性’のものということです。
炎症性ということは、抗炎症に働くやつもいるわけですが、炎症性はその名の通り、炎症の誘発や血管の収縮、免疫力の低下にも繋がります。
これは、摂る油の質によって変わります。
オメガ6に分類されるものは炎症性のものに変わりやすいため、摂取をなるだけ控えたいところです。
おすすめはオメガ3になりますが、基本熱に弱い性質を持っているため、調理油としてはオリーブオイルや米油なんかがおすすめです。
・子宮の過収縮
これは、エストロゲン過剰や炎症性プラスタグランジンの過剰によるものも大きくかかわりますが、収縮したら弛緩させなければなりません。
その時に必要なのは、‘マグネシウム’です。
現代の食事では、不足しやすい栄養素です。
SPORTS+では、マグネシウム配合のプロテインを監修し、販売しておりますので、気になる方はご相談ください。
・子宮口の狭小
これは、姿勢/骨盤のポジションで変わってきます。
反り腰のような骨盤が前に倒れた状態になると子宮口を狭くしてしまい、排血がうまくいかず、より強い収縮が必要となってしまいます。
また、骨盤の前傾があると、子宮を支えている骨盤底筋群が緩んだ状態に、横隔膜は平坦化してうまく機能しなくなります。
子宮を支えられないだけでなく、これも子宮口が狭くなるの原因となります。
辛い月経痛を和らげるためには、薬を使ったり、温めたりするだけでなく、食事や姿勢などにも目を向けていただけるといいかなと思います。
あとは、男性の理解ですね。
まずはこうゆうことがあるんだと理解をする。
あとは実際に何かできることはあるのかを聞くことですね。
ここまでいろいろ話しましたが、なかなか体験談がない分、共感しきれない部分もありますので...。
SPORTS+では、こうした女性特有の悩みにも対応できるようにしています。
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