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白木の部屋 Vol.8【血圧は運動で下げられる】

更新日:2023年5月20日

こんにちは、トレーナーの白木です。


本日10月17日(水)は、世界高血圧デー、高血圧の日ということで、“高血圧”に関して書いていきます。

「血液を全身に送られる際に、血管の壁にかかる圧力

上記を血圧というふうに言います。


そして、高血圧と診断される基準値は、写真のようになります。

日本においては、

130mmHg / 80mmHgから

高血圧または、高血圧予備軍となりますが、

東海大学医学部の先生による研究によると、年齢が上がれば血圧も上がっていくというデータがあります。

また、日本人間ドッグ学会と健康保険組合連合会による共同研究事業で高血圧に関するデータをまとめたところ、正常基準範囲の上限を147mmHg / 94mmHgとして、95%の人が健康だったというデータもあり、一概に数値が高いからといって降圧剤投与対象ではないことが言えます。


まぁまぁ基準値の話は、これくらいにして....。


血圧を上げる要因として老化以外には、

  • 高脂肪食

  • 過度な飲酒

  • ストレス

  • 運動不足

  • 性格

  • 肥満

  • 塩分の摂りすぎ

  • 喫煙

上記のものが挙げられます。


血圧が上がれば血管にかける負荷も大きくなるため、ここは回避したいところです。

降圧剤投与ではないのであれば、何をするか、


そう「運動」です


運動の中でも有酸素運動です。

主に、ウォーキングやランニング、エアロビクスなどが挙げられます。


運動による効果は4つあります。


  1. ストレス発散

  2. NO(一酸化窒素)の生成

  3. 肥満の予防

  4. プロスタグランジンとタウリンの生成

ストレス発散

ストレスは、様々なものがありますが、基本的にストレス対抗ホルモンとしてカテコールアミンを分泌します。

これは、交感神経を優位にし、血管を収縮させます。

これが血圧を上げてしまします。

運動には、ストレス発散効果がありますので、カテコールアミンの分泌を抑えることが期待できます。


NO(一酸化窒素)の生成


運動は、血管の内皮細胞を刺激します。


内皮細胞を刺激することで、NO(一酸化窒素)の分泌を促進します。

この一酸化窒素は、内膜の平滑筋を弛緩させる作用があり、血管の弾力性を保つために必要です。

血管が硬くなってくると、たわむことができないため、血圧が上昇します。


肥満予防

血中のトリグリセリド(中性脂肪)レベルが向上すると、血液の粘性が低下するため、流れが悪くなります。

血液を流すために圧を強めるため、結果血圧上昇につながります。

運動によって、このトリグリセリドレベルの低下の効果が期待できます!


また、慢性炎症による交感神経優位な状態もつくり出してしまいます。

前述したように、交感神経が優位な状態では、血管を収縮させるため、合わせて改善したいところになります。


プロスタグランジンとタウリンの生成

どちらも血管拡張作用と利尿作用があります。

利尿作用により、余分なナトリウムの排泄を促します。


ここでは深くお話はしませんが、“クスリ”は逆から読むと“リスク”となるように、クスリを飲むということは、一定のリスクを伴います。

運動は、そうしたリスクを回避しながら血圧を下げることが可能です。


SPORTS+では、パーソナルトレーニングやスタジオレッスンも行っております。

ダイエットだけでなく、姿勢改善や健康増進目的でのご利用も可能となっておりますので、気になる方は、一度ご相談ください!




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